英人気バンド、エド・シーランから巨額ギャラでサポートアクトのオファーも「やらない」

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 The 1975
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 The 1975が、エド・シーラン(31)からスタジアムツアーのサポートアクトをオファーされていたそうだ。同バンドのフロントマン、マシュー・ヒーリー(33)が、ニューヨーク・タイムズ紙に明かしたところによると、エドは巨額のギャラを提示してきたという。

 マシューは「大物になって、純粋に『商業的な野望はゼロだ』と言うのは難しい。『壊れていないなら、直さない』みたいなことは確かにあって、自分たちが何をすべきかなんてわかるはずもなく、決して試そうともしない。だから、それを止めた途端大失敗してしまうかもしれない。自分はお金のための仕事にはノーと言う方だ。どうやったら失礼や不適切にならないように書けるかわからないけど、世界で最も知られるソングライターから、来年の4カ月間にわたるスタジアムツアーへの参加をオファーされた。自分の人生で一度も聞いたことがないようなお金を提示されたよ」と語った。

 ソングライターとはエドかと聞かれたマシューは「そう、メインのサポートをオファーされて、好きな事をやってくれって。その提示額がいくらだったと思う?ただのオファーじゃない、彼がショーでどれだけ稼ぎ僕らにオファーできるかってことだ。それを3倍にしてみて。いかれているよ」と答えていた。

 さらに、マシューは「やらないことに決めた理由は、どうでもいいって思ったから。やる価値がなかった。エド・シーランが嫌いだってことじゃない。色々な意味で彼は天才だし誰よりも素晴らしくやるべきことをやっている。でもただの現実じゃなく、誰かに心を開くということを僕は重要視しているんだ」と続けた。

 インタビューの公開後、マシューはツイッターに「誤解のないように言わせてもらうと僕はエド・シーランを本当に尊敬している。彼とのステージでの共演を拒否したわけじゃなく、自分たちのショーをやりたかった。彼はいつだって公私共に僕に本当に優しくしてくれる。だから面白半分でツイッターをするのは止めてくれ」とコメントしている。

 マシュー率いるThe 1975は来月、ニューアルバム「ビーイング・ファニー・イン・ア・フォーリン・ランゲージ」をリリース。同新作を引っ提げて、2023年1月からイギリス、アイルランドをツアーで回る予定だ。

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