ミック・フリートウッド(78)によると、フリートウッド・マックは解散したわけではないそうだ。その時が来たら「一流な方法」で別れを告げるつもりだというが、今は「まだ1つのバンド」であるとしている。
新型コロナウイルスによる前代未聞のこの一年を振り返り、ミックはザ・タイムズ紙にこう話す。「この一年は誰にとっても悲惨な時だった」「生活がこれほど簡単に変わってしまうことに誰もが驚いたけど、俺はあきらめるタイプじゃない。俺たちはまだ1つのバンドだ。解散はしていない」「前回のツアーはさよなら公演ではなかった。一流のかたちで別れを告げる方法が見つかることを願ってる」
また先日、2018年にミックによってバンドから解雇されたリンジー・バッキンガムと関係修復されたことが明かされていたところだ。
その際ミックは「リンジーと話せるようになって嬉しいんだ。彼もすごく親切でオープンでいてくれてね。お互い自分にものすごく正直で、だからここまでこれたんだと思う」と語っている。
そして、リンジーの後任として入っていたニール・フィンが参加しなくなるということかと尋ねられると、「おかしなことが起こるもんだ。フリートウッド・マックは大きな家族だと捉えてる。みんなその歴史の中で重要な役割をそれぞれ果たしてきた」「再結成があり得るかって?みんな癒され、ニール・フィンやマイケル・キャンベルら今のバンドのメンバーも尊重できると思いたいね」と答えていた。
その一方で、クリスティン・マクヴィーは以前、同バンドのフロントウーマンであるスティーヴィー・ニックスがツアーに参加することはないだろうとの見解を示していた。