シュガーフリー(砂糖ゼロ)の炭酸飲料に健康問題を引き起こすリスクがあるという。人工甘味料の入ったドリンクを1日1缶未満飲むだけで心臓病と脳卒中になる可能性が10%上昇するなど、健康への深刻な被害があることが新しい研究によって判明した。
現在、ダイエット飲料の多くが「カロリーゼロ」を謳っている。フランス国立保健医学研究所のマチルド・トゥヴィエ博士は、研究の結果を見て人工甘味料が安全なものという見識は間違っているとブリティッシュ・メディカル・ジャーナルを通して警告している。
「この研究は人工甘味料の消費の増加と心臓病のリスク上昇の関係を示しています。人工甘味料は世界中の食べ物や飲み物に使用されています。しかし、依然論議を呼ぶトピックであり、現在健康機関らによって再検討されているところです」
「毎日何百万もの人々によって消費されるこのような食品添加物を砂糖に変わる健康で安全なものと考えてはいけません」