参政党が24日、都内で定例会見を開き、松田学代表(64)、副代表の神谷宗幣参院議員(44)ら党のボードメンバー(役員)が出席した。
7月の参院選で1議席を獲得し、国政政党になったばかりの同党の政党別支持率が、直近の一部全国紙などの世論調査で公明党や国民民主党を超えていることに神谷氏は「大変喜ばしいことと思いますが、1議席しかない。地方でしっかり組織を作り、皆さんの期待に応えられるだけの力を早急につけないと期待倒れに終わってしまう」と気を引き締めた。
神谷氏は、急速な支持の広がりについて「参政党というものを選挙で知らなかった方がたくさんいらっしゃって、国政政党になったことでマスメディアに取り上げられるようになったので」と分析。「それまでは知る人ぞ知るという形で、ネットを見ない方々には無名の政党だったわけですけども。国民にも認知されてきて、新しい政党をどういう政党かなと見てみたら、意外と自分の考えに近かったと。そういう方々が増えたという分析をしております」とした。
地方で開催される党のタウンミーティングでも「選挙終わってから知りました」という参加者が多いという。支持率上昇を「喜ばしいこと」としながらも「期待を裏切らない組織、チームをつくりたい」と緊張感をもっていた。