イタリアの性の奇祭に抗議続出 女性らによるバナナ食いコンテストなどに「大問題です」

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画像はイメージです(Brent Hofacker)
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 イタリアのある村で行われた祭りに反対の声が寄せられている。モンテプラート・ディ・ニミで開催された祭り「フェスタ・デリ・ウオミニ」には、今年5000人以上が参加したものの、期間中の女性らによるバナナ食いコンテストなどのイベントが少年らに間違ったメッセージを送っているとして抗議の対象となった。

 地震に遭った地域で、この祭りは1977年にスタートした。1950年から65年にかけて村で生まれた赤ちゃんがほとんど男の子であったことが発祥の理由となっている。

 男性の象徴を掲げ、豊穣を祝う2日間で様々なイベントが開催される同祭について、ドメスティックバイオレンスによる被害者女性をサポートする団体テレフォノ・ローザの会長、ガブリエラ・カルニエリ氏は憤りを見せている。

 「大問題です。女性だけでなくコミュニティにとってです。私たちは少年にいったいどういったメッセージを送っているのでしょうか?絶望的なメッセージですよ。集団としてこんなことを伝えるのは愚の骨頂です」

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