【動画】SF映画のロボが現実に!高さ4m、重さ4トン、200馬力の「メカスーツ」が動く

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 アーティストで機械エンジニアのジョナサン・ティペットさんは、映画「トランスフォーマー」「エイリアン」に登場するパワーローダーにあこがれて、世界初の外骨格メカスーツの制作に成功した。生身の人間と同じように器用な動きができるうえ、力は50倍にパワーアップすることから、農業や林業、災害救助など様々な利用法を想定している。

 プロステーシスと名付けられた高さ約4メートルのマシンは搭乗者が制御する。2020年には世界最大の外骨格メカスーツとしてギネス記録に認定された。

 ティペットさんは「4000キログラム、200馬力の巨大なスーツを身にまとうのは、文字通り最高の体験だ。体力が50倍くらいに増幅される」と説明した。仲間とともに2017年にプロステーシスを完成させ、会社を設立。バンクーバーを拠点に技術開発を続けるとともに、世界的なメカスポーツの競技団体も設立した。

 現時点でのメカスーツの制作費は高いが、第2世代のものは従来機に比べると安くなるだろうという。ティペットさんは、メカスーツが、オフロードバギーのように一般的なものになる未来を目指してる。「5~8万ドルで購入できるものから、10~15万ドルの、より頑丈でパワフルな産業用まで取り揃えられられるようになればと思う」と述べていた。

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