女優の南野陽子(55)が3日、Premium Audio Company,LLCの事業戦略並びに新製品発表会に登場。1980年代、同社が保有する音響機器ブランド「オンキヨー」のイメージキャラクターを務めていた頃の〝お宝〟映像やグッズに赤面した。
トップアイドルとして、絶大な人気を博していた南野が出演していたオンキヨー製品のCM映像や製品カタログ、テレホンカードが紹介されると「10代の私がいました。いつの間にか20代、30、40、50…。いや~懐かしいです」と、苦笑していた。
当時、オンキヨーの営業マンを務めていたオンキヨーテクノロジー株式会社の宮城謙二氏は、南野がCM出演していたミニコンポ「ラディアン」はよく売れたといい「営業いらずだった。カタログも、営業マンでさえ手に入らなかった。得意先から『営業はいいから、テレホンカードを持ってこい』と言われた」と懐かしんだ。
まさにオンキヨーの〝女神様〟だったが、CM出演するまで同社のことを知らなかったと告白。「富士フイルムに行って、コニカって言っちゃうくらいだから」と振り返った。オンキヨーブランドは、新体制で再出発。宮城氏は、30年以上の時を経た南野のCM再起用について「考えます」とした。