俳優のマイケル・ペーニャ(46)が新作『ア・ミリオン・マイルズ・アウェイ』で実在の宇宙飛行士ホセ・エルナンデス役を演じる。アレハンドラ・マルケス・アベラ監督によるアマゾン・スタジオの同新作は、NASAの宇宙飛行士だったエルナンデスの自伝『リーチング・フォー・ザ・スターズ』を原作にしている。
宇宙へ行った初めての移民労働者と言われているエルナンデスは、12歳まで英語を学ばず、子供の時からカリフォルニア州の農場で家族と共に働いていたという。ロケットに乗る夢を諦めなかったエルナンデスは、科学の世界に入り、初期の乳がん発見を可能とした初のフルフィールドのマンモグラフィー・イメージング・システムを共同開発、その後11回落ちたことも苦にせず挑戦を続け遂にスペースシャトルのミッションSTS-128のクルーメンバーに選ばれることとなる。
同新作は来月末、メキシコシティで撮影開始する見込みだ。
一方で、「アントマン」シリーズなどで知られるマイケルは、オーウェン・ウィルソンと共演のファミリー・アクション映画『シークレット・ヘッドクォーターズ』を控えている。