米人気俳優のオースティン・バトラー(30)は、『エルヴィス』の撮影を終えた直後に入院していたそうだ。
同新作伝記映画でタイトルロールを演じたオースティンだが、撮影が完了した後虫垂炎の症状で寝込んでしまったという。
オースティンはエンターテイメント・ウィークリーに、「全力投球だった。だから僕の身体が『わかった。休まなきゃ』って言ったんだよ。(そして病院へ行った)」と語っている。
また2014年に母親をがんで亡くしたオースティンは、1958年に同じくがんで母親グラディスを亡くしたエルヴィス・プレスリーとの「繋がり」を感じたそうだ。
「それは、僕と彼を繋げた最初のカギの一つで、エルヴィスというアイディアよりもとても人間レベルのものだった。彼が母親ととても仲が良かったことを知ったし、僕にとって母は親友だった。あの悲しみのレベルで僕は彼と繋がることができたんだ」と明かした。
そして1977年に42歳で他界したエルヴィスのことを、今では「親しい友人」と感じている。
「エルヴィスは、今では戻ってゆくことができ、一緒にいるといつも喜びを感じるような本当に親しい友人となっているよ」と話し、「彼の音楽をかけたり、映画を観たりしている。それは今後も僕の人生の親密な一部であり続けるだろう。僕は(エルヴィスの元妻)プリシラに誇りに思って欲しかったし、彼女と彼女の家族を実物どおりに描きたかったんだ」と続けていた。