『ワイルドバンチ』『昼下がりの決斗』で活躍の名脇役死去、93歳

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写真はイメージ(New Africa/stock.adobe.com)
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 米俳優L・Q・ジョーンズが死去した。94歳だった。『ワイルドバンチ』など数々のウエスタン映画で知られたジョーンズが9日、ハリウッドヒルズの自宅で家族に囲まれる中息を引き取ったことをジョーンズの孫がピープルに明らかにした。死因は自然死だったという。

 1955年のラウール・ウォルシュ監督作『愛欲と戦場』で映画デビューを果たしたジョーンズは、その後『ワイルドバンチ』『昼下がりの決斗』『ダンディー少佐』『砂漠の流れ者』など数々のウエスタン映画で活躍した。そんなジョーンズは生前、自身の演技の才能を「神から授けられた贈り物」と語っていた。

 ジョーンズはウエスタン映画以外にも、初監督作品となった1975年のSF作『少年と犬』では脚本と製作も担ったほか、『カジノ』『パトリオット』『マスク・オブ・ゾロ』といった有名作品に出演。最後の出演映画はメリル・ストリープやウディ・ハレルソン、リンジー・ローハンと共演した2006年のコメディ『今宵、フィッツジェラルド劇場で』だった。

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