れいわ・山本太郎代表 滑り込んだ当選確実「本気でケンカする。体を張って抵抗する」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
会見するれいわ新選組の山本太郎代表
会見するれいわ新選組の山本太郎代表

 参院選が10日、投開票され、東京選挙区(改選6)に立候補したれいわ新選組の山本太郎代表(47)の当選が確実になった。

 34人が立候補。最後の1議席をもぎ取った。山本代表は「バンザイはなしです。ここからがいばらの道。今後3年間国政選挙がなく、消費税19%に上げろと経団連から命令が渡っているからです」と厳しい表情で語った。経済政策では第一に消費税廃止を掲げており「消費税を一足飛びに廃止に向かうのはなかなか難しい。まずは減税だろうと。自民党の中にも減税した方がいいという人がいます。一時的にでも、超党派で減税という動きをつくっていく」と誓った。

 衆院議員を辞職して、参院選にくら替え出馬。「自民、公明、与党側の皮を被った維新のような政党が伸びていく。この3年間は危険なものになり得ると思う。空気を読まない私達が議席を増やし、声を大きくしていく必要がある」と思いを口にし、党の〝議席増やし〟の批判の声に反論。比例代表で2議席を獲得した2019年の参院選と異なり、選挙区でも1議席を獲得。一方、与党は議席を伸ばし、非改憲派の野党は議席を減らした。

 山本代表は厳しい表情で改めて誓った。「もう本気でケンカするしかない。これまで与野党の対決は諦めがいいというか、終わりのタイミングが見えてしまう。体を張って抵抗する場面は出てくると思います」と述べ、「野党時代の自民党のように、権力に対して絶対これは手に入れるというやり方を、私たち野党がしなければならない」。数の劣勢を、気合と覚悟でカバーする。

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