れいわ・水道橋博士が当選確実 

杉田 康人 杉田 康人
新宿駅前で会見を開いたれいわ新選組・山本太郎代表(左)と水道橋博士
新宿駅前で会見を開いたれいわ新選組・山本太郎代表(左)と水道橋博士

 参院選が10日、投開票され、全国比例にれいわ新選組から立候補している漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士(59)が当選確実となった。

 5月26日の出馬会見では「『戦う前から負けることを考えるバカがどこにいるんだっ』とアントニオ猪木の言葉もありますが、出るからには勝つために出ます」と、新日本プロレスの1990年(平成2)2・10東京ドーム大会で飛び出した猪木語録を引き合いに出した博士。〝猪木イズム〟で選挙戦を戦い抜いた。

 博士は5月15日、れいわ新選組が川崎市内で行った街頭演説会場を訪問。山本太郎代表(47)からラブコールを受け、立候補を決断した。

 日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(58)から名誉毀損で提訴され、訴訟中の博士。松井氏からの訴えを「スラップ訴訟」と主張し、反スラップ訴訟の立法と消費税の廃止を公約に。〝反維新タイガース〟として、政治姿勢を明確にした。

 師匠がビートたけしの博士と、日本テレビ系の「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」が出世作となった山本代表の異色タッグで国政に。れいわのたけし軍団が、国会で暴れ回る。

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