起業家でユーチューバーとしても活躍する「青汁王子」こと三崎優太氏が1日、自身の公式YouTubeチャンネルで動画を配信。一部で報じられた自殺未遂騒動について語った。
三崎氏は冒頭「以前からとても追い詰められていて、5月20日に人として間違ったことをしてしまいました」と、自殺未遂で搬送されたことを説明。「今回、思い詰めてしまった原因は、3月2日からあるユーチューバーに毎日毎日、執拗に誹謗中傷の動画を上げられたことが原因です」と告白した。
誹謗中傷の被害について「3カ月で約150本、ほぼすべてが事実無根で私を攻撃するためだけに作られた公益性のない動画でした」「執拗な付きまといや、家族にまで迷惑を掛けてしまった。関係のない第三者まで巻き込まれてしまった。食べ物ものどに通らなくて、動画を撮っていてもどこか上の空で、自分が自分じゃないようでした」と報告。「その動画には、あろうことか広告が付いています。そのユーチューバーは160万円もの収益を上げています」と怒りをにじませた。
さらに「24時間体制で監視され、まるで人権なんてないような気分になる。家族の住所、家族の再婚相手までさらされた。弁解したとしても1日平均2本以上の誹謗中傷動画を上げられるので、キリがありませんでした」「この誹謗中傷地獄から逃れるには、命を絶つしかないと思うようになりました」と述懐。終盤では涙を浮かべながら、被害を強く訴えた。
三崎氏は5月、ツイッターで「今年3月頃から特定の人物から悪質な嫌がらせを受けており」と告白。誹謗中傷の被害を訴えた。同17日には「たとえ自分の命を犠牲にしたとしても、この一連の卑劣で悪質な行為を社会に訴えようと思います。それくらいの覚悟ができています。完全に一線を超えました」とツイート。3日後の20日に自宅から救急搬送され、一部で自殺未遂と報じられていた。