性的暴行訴訟の示談金のためか アンドルー王子にスイスの28億円別荘売却報道

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 アンドルー王子
 アンドルー王子

 英王室のアンドルー王子(62)が愛用していたスイスの山小屋(シャレー)が、性的暴行訴訟の示談金を支払うために売却され、現在引っ越し作業が行われていると報じられている。約28億円のヴェルビエの別荘シャレー・ヘローラの外に、王室御用達の認可を受けている家財道具引っ越しサービス会社エイベルズの大きな青いバンが止まっている写真がメール・オンラインで公開されている。写真についてコメントした社員は誰もいなかったが、地元の人々の間では、この引っ越しが「話題になっている」 という。

 ある住民は9日にこう語っている。「箱や家具を移動している男の人たちを見ましたが、一日中作業しても、終わったようには見えませんでした。とても大きなバンで来ているので、シャレーを完全に片付けているのではないかと思います」

 室内プールとサウナを備えたこの別荘は2200万スイスフラン(約28億円)で売りに出されていた。

 アンドルー王子は、米富豪家ジェフリー・エプスタイン元被告の人身売買被害者の一人であるヴァージニア・ジェフリー氏(38)との示談が成立したことを非難されて以来、身を潜めている。2001年にエプスタイン元被告と当時エプスタインの恋人だったギレーヌ・マクスウェル被告によって、王子と性行為を持つよう差し向けられたというジェフリー氏の主張を否定し、法廷で争うことを誓った王子だが、今年2月には静かに示談に同意していた。

 和解金の額は最大1200万ポンド(約20億円)とも言われ、王子に支払い能力があるのかどうか疑問視されており、兄のチャールズ皇太子(73)から借金をして費用の大半をまかなったとみられている。

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