家賃も払えなかった米人気俳優 40歳で訪れた転機とは 「35歳で諦めていた」

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 人生の転機について語ったデヴィッド・ハーバー
 人生の転機について語ったデヴィッド・ハーバー

 デヴィッド・ハーバー(47)はネットフリックスのドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で役を得るまで、どうやって家賃を払おうかと常日頃心配していたそうだ。役者を生業として辛うじて生計を立ててきたデヴィッド。40歳の時に同ドラマのジム・ホッパー役を手に入れたことが人生の転機だったという。

 ビッグイシューにデヴィッドは次のように語っている。「35歳になった時、僕の心の中ではまあまあ成功していると思っていたんだ。アパートの家賃も払えたし、食べていけたし、そのことに満足していたんだ。トークショーに呼ばれることはいつだって成功の証だと夢見ていたけど、35歳の時にあきらめてはいた。そして40歳になった1カ月後にガツンときたんだ」「オーディションに行った時に金がまだ全然なくて、どうやって家賃を払おうか心配しているような自分にとても怒りを感じていたのを覚えている。いろいろ渡り歩いている役者にはよくある状況だと思った。その役はスターにオファーされていて、僕はバックアップに過ぎないっていうね」「台本は気に入っていたけど、それほど力は入れていなかった」「撮影中でさえ、僕はこの番組が好きだけど、誰も見ないだろうと思った」「それは今までのキャリアの中で演じたどれとも違った役だったんだ」「僕の携帯には150人ぐらい名前があるけど、友人たちと妻とで使うのは大体8人ぐらいだよ。あとはドライバーとか、道で会った昔の友人とかなんだ。『“ストレンジャー・シングス 未知の世界”びっくりするほど良かったよ。とても気に入った』というようなメッセージがひとつ、またひとつと送られてきてね。そんな経験は今までなかった。魔法にかけられたような瞬間だった。レビューや数字は出ていなかったけど、その時点で人々に感動を与えたんだということがわかっていたんだ」。

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