ミック・ジャガー、俳優業のオファーに嘆く「くだらない役」が多すぎる

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ミック・ジャガー
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 ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー(78)は、「くだらない役」という理由でこれまで多くの役を断ってきたそうだ。Apple TV+のスパイドラマ『窓際のスパイ』のテーマ曲『ストレンジ・ゲーム』を作曲したミックは、1970年の映画『パフォーマンス/青春の罠』で映画俳優デビュー。2000年代には製作会社ジャガー・フィルムズを設立するものの、映画には数回しか出演していない。

 代表曲『サティスファクション』で世界的人気を博したミック。だが俳優としての出演数が少ない理由を「正直なところ、それほど多くの素晴らしい役があるわけではない」「くだらない役のオファーがたくさん来る。70年代、80年代は、ミュージシャンが俳優になることに偏見があったんだ」と、エンパイア誌に明かしている。

 一方ミックは、自身のバンドが多くの番組や映画に楽曲の使用を許可してきたことに関しては、「テレビや映画に曲を提供することをあまり好まない人もいるけど、ストーンズはそういうことにとても好意的だったと思う。それを楽しんでいる」「でも時々、映画を楽しんでいる最中、あるいは楽しめてない最中、突然自分たちの曲が流れてきて、許可したのを忘れていたら、奇妙な気持ちになるよ」と話した。

 またゲイリー・オールドマンが諜報員ジャクソン・ラムを演じる『窓際のスパイ』のテーマ曲を書くことは、ミック・ヘロンによる原作シリーズをすでに読んでいたというミックにとっては簡単な作業だったようで、こう語っている。「本を何冊か読んだことがあるんだ」「だから、ダニエル(・ペンバートン、作曲家)が僕にメールをくれたとき、準備をする必要がなかった。どんな話か知っていたし、環境も、主人公の怒りっぽい性格も知っていたんだ」「本当にさっと書き上げたよ」「ギターを弾き始めて、ちょっとコーラスを考えようとしたら、この『ストレンジ・ゲーム』というのを思いついたんだ。それがタイトルになった」

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