国際政治学者の三浦瑠麗氏が17日、フジテレビ「めざまし8」に出演。番組では、近畿大学の教職員組合が、大学案内に掲載されている「近大美女図鑑・近大美男図鑑」のコーナーに疑義を呈していることを取り上げた。
三浦氏は「コロナ禍の2年間でわかったのは、大学はZOOMで勉強するだけの場じゃない。社交の場でもあるし、そこで重要な出会いもある。私自身も夫と大学で知り合っている」と語った。
企画について「ソーシャルな意味でこの取り組みを否定するよりは、逆に支持が集まらず、誰も関心なくなったら、なくなる。誰かの関心があるからやってる」と指摘した。
「頭いい大学の先生たちは、容姿差別ってすごい言うけれども、学力差別をする」とし、「色んな能力がある。スポーツの能力や算数が抜群にできる能力もあれば、おしゃれに気を配って、そっちで輝きたいと思う人もいる」と語った。
女性アナウンサーを例に挙げて「女性アナウンサーって結構ミスコン出身者も多いし、それはそれで登竜門になって、人前でしゃべることも含めて自信を身につけている」と指摘した。
「容姿差別はあるけど、IQ差別だってあるし、サッカーできるできない差別もあるんだから、あまり押しつけるのはどうかなと思います」との考えを述べた。