俳優トム・クルーズ(59)が、新作『トップガン マーヴェリック』でヴァル・キルマー(62)の出演に向けて、「ものすごく一生懸命に働きかけた」と明かしている。カンヌ映画祭を経て、いよいよ27日に公開される新作で、ピート・ミッチェルを続演しているトムは、ヴァルにライバル的存在のアイスマンことカザンスキー中尉役を演じるために戻ってきてほしいと強く呼び掛けていたそうだ。
情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』でトムは、ヴァルや共演したシーンについて、「僕は、彼がこの映画に戻ってくるよう、ものすごく一生懸命に働きかけたんだ」「彼の持っている才能、そしてあのシーンを見ると、とても特別な感じがするよ」と称賛した。
同映画のプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーも昨年、ヴァルの共演に関するトムの強い要望を認め、「彼が原動力でした。みんな彼を欲しがっていたのですが、特にトムは『もしまた「トップガン」を作るなら、ヴァルは絶対に出演させなければならない』と断固として譲らなかったのです」「彼はとても素晴らしい俳優で、個性的な人です。前作ではとても楽しい時間を過ごすことができたので、また仲間を集めて一緒にやりたいと思いました」と語っていた。
また、撮影現場での2人の再会は、「私たち全員にとって、本当に感動的な経験でした。そこに至るまで長い時間がかかりましたが、やり遂げたのです」とブラッカイマーは続けた。