人気チョコレート菓子「むぎチョコ」の製造を手がける高岡食品工業株式会社(本社・兵庫県尼崎市)が、5種類の麦チョコを詰め放題できる新企画「麦チョコサーバー」を開始し、毎回完売するほど好評を受けている。今月6日からは限定の新フレーバー「チョコミントむぎ」「レモンむぎ」「ブルーベリーむぎ」の提供を始めた。
高岡食品工業のロングセラー商品「むぎチョコ」は、1972年に発売され今年50周年を迎える。同社は7月1日を「麦チョコの日」に登録するなどして節目の年を盛り上げている。周年企画のひとつとして今年2月上旬から「麦チョコサーバー」を始めた。
「麦チョコサーバー」は尼崎市内にある工場直売所に設置された新名物。客は400円でカップを購入し、5種類の麦チョコから好みの味を詰めることができる。好きな味をたっぷり入れるもよし、ミックスしてもよしで、子どもから年配の客まで幅広い年代が”詰め放題”に挑戦する。
同社の担当者によると、毎回完売するほどの人気で1日約150杯、30キログラム近くの麦チョコが売れるという。麦チョコを入れたカラフルなカップをSNSにアップする人もあり、徐々に認知を拡大している。
今月6日からは、一般販売されている看板商品「むぎチョコ」「いちごむぎ」に加え、―サーバーでしか味わえない新商品「チョコミントむぎ」「レモンむぎ」「ブルーベリーむぎ」が登場した。担当者は「麦チョコを好きな方だけでなく、”チョコミン党”の方からも『やってみたい』と反響をいただいています」と新味に自信を見せた。
工場直売は現在、毎週金曜に開催している。今季は7月1日まで営業予定。