斎藤工 難解すぎる庵野秀明の台本に思わず”そっ閉じ”「魔法の辞典みたい」シン・ウルトラマン完成報告会

松田 和城 松田 和城
映画「シン・ウルトラマン」完成報告会に出席した斎藤工
映画「シン・ウルトラマン」完成報告会に出席した斎藤工

 俳優の斎藤工(40)が2日、都内で行われた映画「シン・ウルトラマン」(5月13日公開)完成報告会に出席。企画・脚本を務めた庵野秀明氏の台本に初めて目を通した際、「僕ごときが理解できるものじゃないと。一度閉じましたね」と振り返った。

 ウルトラマンシリーズファンの庵野氏による分厚い台本を「好奇心や夢が詰まっている魔法の辞典」と表現した斉藤。情報量の多さに圧倒され「因数分解のような複雑かつ壮大な物語は本当に一度読んだだけでは自分の想像が追いつかないような世界観だったので、どこか自分のさまつな脳みそを使うんじゃなくて制作陣のみなさんに委ねようと、すぐ切り替えた記憶があります」と明かした。

 斎藤は主人公のウルトラマンになる男・神永新二を演じた。19年8月の制作発表から約2年9カ月の月日が流れ、世の中は一変。イベントの直前に完成品を初鑑賞し「『この期間が必要だったんじゃないかな』と作品の1ファン、関係者として拝見して強く思いました。去年でも来年でもなく、来週公開されることに必然を感じました」と語った。

 神永の相棒の分析官・浅見弘子を演じた長澤まさみ(34)は「一度見ただけでは理解できないので何度か映画館に行かないとなと思いましたね」と話した。

 イベントには俳優・西島秀俊(51)、樋口真嗣監督(56)も出席した。

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