ジョニー・デップ DV関連で裁判所の証言台に立つ「人生通して女性を殴ったことは一度もない」

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 ジョニー・デップ
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 俳優のジョニー・デップ(58)が、「女性を殴ったことは一度もない」と主張した。元妻アンバー・ハードがDV被害者としての経験を綴ったワシントン・ポスト紙の論説を巡り、損害賠償5000万ドル(約63億円)を求めているジョニーだが、同記事の中でアンバーはジョニーを名指しにはしていないとして、1億ドル(約125億円)の損害賠償を求め反訴している。

 そして19日、ジョニーは、身体的な暴力で虐待したという訴えに対し自らを弁護するべくバージニア州フェアファックス郡裁判所に出廷、アンバーの告発は「悪質で憂慮すべき」ものであり、「いかなる種類の真実にも基づいていない」と主張した。

 またアンバーとの結婚生活で、言い争いがあったことは認めたものの、「アンバー氏をあのように殴ったことは一度もありません。人生を通して女性を殴ったことは一度もありません」と語ったジョニーは、アンバーの告発は「業界に浸透」しており、元パートナーのヴァネッサ・パラディや、その間にもうけた2人の子供リリー=ローズ(22)とジャック(20)のためにも汚名を晴らすべく証言台に立っているとした。

 さらにジョニーは、自身の薬物使用に関して、アンバーは「極度に尾ひれをつけている」と指摘、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のセットで負傷したことから飲用し始めた鎮痛剤の依存症になっていたことや、11歳の時から母親の「神経薬」を飲用していたこと、また「未だ内に存在する若い頃からの幽霊や生霊から自らを麻痺させる」ために長年様々な薬物を試してきたことを認めた一方で、これまでに何度も長期に渡って禁酒期間をもうけていたほか、処方薬からの解毒にも努めてきたと説明、「私の『薬物乱用』に関するアンバー氏の描写は極度に尾ひれをつけたものです」と語り、それらは「明白な虚偽」だとした。

 ジョニーは20日も証言台に立つ一方、アンバーの証言も今後予定されている。

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