映画「ダイ・ハード」ブルース・ウィリスが俳優引退、失語症を明かす 認知能力にも影響

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ブルース・ウィリス
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 「ダイ・ハード」などのアクション映画で知られる俳優ブルース・ウィリス(67)が俳優業を引退すると、30日に家族がSNSを通して公表した。最近、認知能力にも影響を与える失語症との診断を受けたという。

 声明では「熟慮した結果、ブルースは仕事を離れることを決意しました」「私たちは強い家族として、この問題を乗り越えていく」などとつづられた。

 ウィリスは1980年代のコメディードラマ「こちらブルームーン探偵社」で人気を博し、40年にわたり約100作品に出演。「パルプ・フィクション」「シックス・センス」「アルマゲドン」「12モンキーズ」などのヒット作にも主役で登場。高い評価を得て、これまでにゴールデン・グローブ賞とエミー賞を2回受賞している。

 ウィリスは女優デミ・ムーアと2000年に離婚、現在は女優エマ・ヘミングと結婚しており、計5人の子どもを持つ。専門家によると、失語症は脳卒中により発症することが多いが、外傷なども要因となることがある。症状はさまざまで、会話や理解、読解能力に影響を及ぼす。言語療法で治療できるこもあるという。

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