保険相談サービスを提供する保険マンモスは、男女500人を対象に調査した「人生で一番後悔した無駄遣い」のアンケート結果を発表。平均額は約80万円、最高額は4000万円だった。
4000万円と回答した20代の女性は、親子ローンでマンションを購入。「すぐに引っ越しせざるを得ない状況になってしまった」とコメントを残している。高額回答は「マンション購入」(2400万)「中古のマンション」(1000万)と同じく「家」関係が続いた。また、ゲームの課金、アイドルグッズへの投資なども回答数の上位に。対象となるコンテンツへの熱が冷めた瞬間、「どうしてこんなものにお金を使ったのだろう」と後悔の念が押し寄せてくるという。
人生最大の無駄遣いをした時の年齢は20代が61%を占めた。同社によると、社会人になって自分で自由に使える金額がアルバイトの収入に比べて増えたことが要因の1つに上げられるという。年代による購入品の違いも見受けられ、30代では育毛剤(200万)、かつら(30万)、スポーツジム(9万)など容姿に関する出費。50代では美術品(300万)、オークションでカメラ落札(25万)、は宝くじ(3万)といった価値が変動するものへの回答が多い傾向がみられた。
必要経費と無駄遣いの線引きは決して明確ではない。調査を行った同社は「無駄遣いの基準はその人次第なのですが、お金を使った後に後悔するなら、金額に関わらず無駄遣いだといえるのではないでしょうか」と述べている。