ジャスティン・ビーバーが、自身から性的暴行を受けたと告発していた女性2人に対する名誉毀損訴訟を取り下げた。ジャスティンは18日(金)、2020年に提起した訴えの取り下げを求めた書類をロサンゼルスで提出した。
2014年と2015年にそれぞれジャスティンから性的暴行を受けたと2020年に告白していたダニエルとカディという2人の女性に対する訴訟を取り下げた理由は明らかになっていないものの、ジャスティンは「言いたいことを言えたし、前進したいと感じている」ことからの選択だったと関係者らはTMZに話している。
ヘイリー・ビーバーを妻に持つジャスティンは、性的暴行の疑いが全くの虚偽であることを示す「疑いの余地がない証拠」があり、告発は「でっち上げ」だと主張、2014年3月9日、音楽イベントの後、テキサス州オースティンにあるフォー・シーズンズ・ホテルで暴行されたというダニエルの告白に対し、当日同市内にいたことは認めながらも、同ホテルには部屋すらとっておらず当時交際していたセレーナ・ゴメスと一緒にいたことを証明できるとしていた。
カディの告発では、2015年5月5日午前2時半頃、ニューヨーク市内のランガム・ホテルで暴行されたとされていたが、ジャスティンは当日、メット・ガラに出席した後、午前4時頃までプライベートのアフターパーティーに参加しており、それを裏付ける証拠写真や証人もいるため、事実上不可能であったと否定していた。