エリザベス女王(95)がここ6か月、犬の散歩が出来ていないという。愛犬のコーギーらと共にウィンザー城の周辺を歩くのが困難になってきたそうで、英王室の関係者からは女王の健康を心配する声が上がっている。
「犬の散歩ができるほど健康とは言えません。女王は危機を迎える度にコーギーらを頼りにします。昨年フィリップ殿下が病気になり亡くなった後は、犬たちとほぼ毎日散歩に出ていました。真の慰めの存在ですから、(散歩に行けなくなったことは)大変残念なことです」
一方、散歩は難しくなったものの家の中では犬たちとの時間を楽しんでいるそうで、「犬は今でもウィンザーでの生活の大きな位置を占めています」と同関係者はザ・サン・オン・サンデー紙に続けた。
そんな女王は今月7日、カナダのジャスティン・トルドー首相と面会、コロナ感染から回復後、初の対面公務を果たしていた。長男チャールズ皇太子のコロナ感染後、先月20日に陽性となった女王、「風邪のような軽度の症状」があるものの、ウインザー城内で「軽い公務」を継続する予定であると英王室は発表していた。
いくつかのビデオ面会が中止になるも、現在も公務を続けている女王は、女性として歴史上最も長く国家元首を務めている。