トム・ハンクス「全責任を認める」 “死んだ目”理由に解雇した人気コメディアンに謝罪

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 トム・ハンクス
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 人気俳優のトム・ハンクスは、「死んだ目」を理由に解雇したことをコナー・ラットリフに謝罪した。『マーベラス・ミセス・メイゼル』などで知られるコメディアン兼俳優のコナーは、2001年のミニシリーズ『バンド・オブ・ブラザーズ』で監督を務めたトムから解雇されていたが、今回その2人が当時を振り返ったかたちだ。

 10日、番組名がその件に由来しているポッドキャスト『デッド・アイズ』に登場したトムは、「これは背筋も凍る話だよ」とした上で、自らの行動の「全責任を認める」と話した。「間違いなくこれは監督の行動だ。そしてそれは僕だった。爪に引っかかったような、とても微妙な類の決断だった。ストーリーを持って行きたい方向に向けるためのね」「『バンド・オブ・ブラザーズ』のどれかのキャスティング・セッションの内輪で、僕は『この男はどうだろう。目が死んでいる』って言ったに違いない。『髪が金髪過ぎる、背が高すぎるし、ウィンターズ隊長より背が高い補佐はだめだ』なんて言ったかもしれない。『彼は背が低すぎるし、やせすぎている』とかもね。これら全てを言っていたかもしれないし。それは真実だっただろう。でもそれは意見に過ぎない」とトムは続けた。

 しかしコナーは、トム・ハーディやダミアン・ルイス、ジミー・ファロン、マイケル・ファスベンダー、デヴィッド・シュワイマーとの共演は自身にとって非常に大きいことであったとして、「これにかなり期待を膨らましていたのに、それがただダメになってしまったんだ」と明かした。

 一方トムは、同じく映画業界で働く息子コリンと娘エリザベスから同ポッドキャストの番組名の由来を聞いて「愕然」としたという。

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