マシュー・ペリー(52)の回顧録に「フレンズ」の共演者たちとの「過酷な時」が赤裸々に語られているそうだ。レジェンド的な人気を誇る同ドラマでチャンドラー・ビングを演じたマシュー。今年11月刊行予定の自伝本「フレンズ・ラヴァーズ・アンド・ザ・ビッグ・テリブル・シング」の中で、自身の内と外での浮き沈みを全て吐露しているという。
ある関係者はUsウィークリー誌にこう明かす。
「撮影中でもオフの時でも、マシューにとっていつもバラ色だったわけではありません。そして、彼は共演者と経験したその困難な時期を赤裸々に語るつもりだそうです。卑猥でも意地悪でもなく、ただ正直に。でも彼の人生とその経験を考えると、これは信じられないほど興味深い本だという事を保証します!」
同本の中では、マシューがジェニファー・アニストン(レイチェル・グリーン)、コートニー・コックス(モニカ・ゲラー)、デヴィッド・シュワイマー(ロス・ゲラー)、リサ・クドロー(フィービー・ブッフェイ)、マット・ルブランク(ジョーイ・トリビアーニ)と再会した昨年のスペシャル番組「フレンズ:ザ・リユニオン」について明かされる事になりそうだ。
マシューはこれまでいくつかの「浮き沈み」を経験、自分の人生について語るチャンスが無いと感じた時もあったそうだが、最近、自分が「その物語」を伝えるために生きていることに感謝していると明かしていた。同本の表紙とタイトルを発表後、マシューは「自分のこれまでの事がたくさん書かれている。そろそろ自分の声を聞いてもらう時かなと思った。『飛び出す絵本』じゃないよ」と冗談交じりに話している。
出版社フラットアイロン・ブックスと7桁の契約を結んだと言われているマシューは昨年10月には「今までは自分の事が他人によって多く書かれて来たけど、自分の口で直接伝える時が来た」と語ってもいた。
そんなマシューは以前、「時々セリフを言うときに、みんなが笑ってくれないと死ぬんじゃないかと思う時があった。汗をかき、痙攣を起こすこともあったよ。笑ってもらえなかったらパニックになる」と「フレンズ」の撮影では毎回「死にそうになる」ような思いだったと明かしていた。