冨樫義博氏の人気漫画「HUNTER×HUNTER」に登場する架空の盤上競技「軍儀」(ぐんぎ)を再現したボードゲームがユニバーサルミュージックから発売されることになり、14日から予約受付が始まった。
軍儀は、同作品に登場する東ゴルドー共和国発祥の盤上競技。キメラアント編で、メルエムとコムギの対局が描かれた。将棋のように9×9の81マスで行われ、王である駒の「帥(スイ)」を詰むことが目的。同作の描写をもとに、プロジェクトチームが駒や盤、ルールを再現し商品化した。
「駒は3個まで積める」「初期配置は自由」など、軍儀でしか味わえない戦略性を完全再現した「上級編」をはじめ、親子で楽しめる「入門編」など4種類のルールが用意されている。
完全受注生産で、4万8400円(税込)のハイエンド版は実際に将棋用として使われるものと同じ木製の軍儀盤、駒置き、駒入れのほか解説書が付属。4840円(同)の通常版は紙製の軍儀盤シート、駒置きシートが付く。予約は5月8日までで、9月中旬の発送を予定している。