睡眠時間を1時間伸ばすことで1年で0.5ストーン(約3.2キログラム)体重が落ちるという。米シカゴ大学による研究で、被験者80人の睡眠時間とカロリー摂取量を調査したところ、睡眠時間が長くなると食事の量が平均270カロリー減る結果となったそうだ。
研究者らは睡眠は肥満防止に決定的な役割を果たすと主張。過去の研究からも睡眠の時間や質が、食生活や腰回りに影響を与えることが証明されてきたという。
今回の研究を指導したエスラ・タサリ博士はこう話す。「健康的な睡眠習慣を一定期間維持することができれば、臨床的に重要な減量につながります」
「多くの人が痩せるためにカロリーを減らそうと努力しますが、少し睡眠を長くしてみてください。十分な減量ができる可能性があります」と続けた。