立憲民主党の菅直人元首相が26日、自身の公式ツイッターを更新。自身が21日に「ヒットラーを思い起こす」などとツイートしたことに対して同日、立憲民主党に抗議文を提出した日本維新の会へ「的外れな謝罪要求に応ずるつもりはない」と突っぱねた。
菅氏はツイッターに「私の21日のツイッターに関し、維新から立憲の泉代表に抗議文が届けられた。ツイッターは党の指示ではなく私の一存で発した、私の感想を述べたもの。維新からは私には直接何も言ってきていない。私のツイッターに抗議するなら私にするべき。いずれにしても的外れな謝罪要求に応ずるつもりはない」と投稿。維新の姿勢を改めて非難し、強硬な対決姿勢をあらわにした。
同党の蓮舫参院議員も同日、菅氏を擁護する米山隆一衆院議員らのツイートを立て続けにリツイートし、菅氏への〝援護〟の姿勢を明確に。さらに「2012年6月、大阪維新の会代表の橋下氏は『今回の話は完全な白紙委任でヒトラーの全権委任法以上だ』と公然と政権批判をしていたことは、調べればすぐわかりますが、メディア報道が薄すぎます」とつづり、維新の過去の発言や、菅氏の発言に対するメディアの報じ方にも不快感を示した。