「第54回ミス日本コンテスト2022」の最終審査が24日、都内のホテルで行われ、国際基督教大3年の河野瑞夏さん(21)がグランプリに輝いた。
「グランプリという大変光栄な賞をいただけて、感謝の気持ちでいっぱいです」と胸に手を当て、受賞をしみじみとかみしめた。2年前には摂食障害を経験し、身長171センチながら一時は体重が30キロ台まで低下。「弱い自分を自分が受け入れられたことで前に進めた」という河野さんは、二人三脚で歩んできた母へ感謝を示し、「自分の持ち前の発信力を生かして、人と人とをつなぐミス日本になりたいと思います」と力を込めた。
現在、モデルとして活動しているが、今後は精神の健康について考えるメディアを立ち上げることを目標としている。賞金100万円の使い道には、「自分の未来への投資に使いたいと思っています。メディアの立ち上げの資金や、保護施設のボランティア活動にあてたり。何か社会に還元するという形で使えれば」と語った。
また、「みどりの女神」には、テレビ朝日系「仮面ライダーゼロワン」で女優としてデビューした成田愛純(19)が選出された。