年末年始は映画だ!人気シリーズ勢揃い スパイダーマン、コンフィデンスマンJPなど5作品 識者が語る

伊藤 さとり 伊藤 さとり
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のワンシーン=(C)2021 CTMG. (C) & ™ 2021 MARVEL.
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のワンシーン=(C)2021 CTMG. (C) & ™ 2021 MARVEL.

 今年の年末年始は映画館が華やぐことになりそうな予感。その理由に大ヒットを記録した洋画メジャーの人気シリーズが一挙に公開を控えているからです。

 まずは12月3日に公開されたばかりのマーベルコミックを実写映画化したトム・ハーディ主演の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。

 本作は凶暴な地球外生命体<ヴェノム>に寄生されたジャーナリストのエディがダークヒーローとなって戦うアクション映画のパート2であり、今度は、連続殺人鬼に寄生した<カーネイジ>と戦うことになるエディとヴェノムのチームワークが重要な鍵となる内容。二人の掛け合いもパワーアップし、夫婦漫才のように楽しい、変幻自在のアクション映画になっています。

 そして1999年に公開されるやいなや、爆発的ヒットを記録し、シリーズ化にもなった『マトリックス』の続編『マトリックス:レザレクションズ』が12月17日にいよいよ公開。

 主演はもちろんキアヌ・リーブス。世界は実は仮想現実でコンピューターによって支配されていると知った救世主ネオの壮大なる戦いを描いた前作のその後を描いた新感覚SFアクション映画です。今回は、ネオことトーマスが何もなかったように平凡な日常を送っているところから始まり、ネオを崇拝する若者が現れる他、共に戦ったトリニティが主婦になっていたりと驚きの展開が。スローモーションのようなガンアクションや日本が舞台のような新幹線内でのアクション、そして壁を軽やかに駆け回る姿も公開された予告編で見ることができます。

 またクリスマスイブの24日には、英国紳士スパイ『キングスマン』シリーズ3作目がスクリーンにお目見え。新作『キングズマン:ファースト・エージェント』は、キングスマン誕生の物語であり、主演は『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿を演じたレイフ・ファインズ。第一次世界大戦勃発の中で、どうやってキングスマンという仕事が生まれたのかを描くもので戦場での激しい銃撃戦もあり歴史映画色が強いものになっています。

 更に来年には、『スパイダーマン』の続編『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』が1月7日に公開が決定。マーベル・シネマティック・ユニバースらしく、ドクターストレンジが登場したり、過去にスパーダーマンと戦ったグリーンゴブリン、ドック・オク、エレクトロという歴代ヴィランズが集結というマーベルファンにはたまらない設定に。

 一方、日本映画では『コンフィデンスマンJP 英雄編』が1月17日に公開。

 仲間との亀裂の危機を迎える長澤まさみ演じるダー子、海外ロケは敵わずとも海外を感じる撮影方法で新年にぴったりの豪華な痛快ミステリーコメディとして心を軽やかにしてくれます。

 今回ご紹介したシリーズ物は全て公開当時、大ヒットを記録した多くのファンを持つ映画ばかり。だからこそこの年末は、気分転換に家で人気シリーズものを見直してみると、意外な人との会話が弾むきっかけを生み、誰かと映画館に足を運ぶことになるかもしれませんよ。

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