女優クロエ・グレース・モレッツ(24)は、『キック・アス3』を「ぜひ作りたい」と意気込んでいる。2010年に公開されたスーパーヒーローコメディ映画『キック・アス』と2013年の続編でヒット・ガール役を演じたクロエは、3作目が製作されるのではないかという噂に対し、それが実現した場合「完璧さ」が必要だとコメントした。
『ザ・トゥナイト・ショー』に出演したクロエは、司会者のジミー・ファロンにこう語っている。
「『キック・アス3』をやりたいって思ってる。ヒット・ガールがどこへ向かうのかとか、大人になった彼女の姿を見るのはとても楽しみ。でも、それは完璧な作品にならないとだめ」
クロエは、共演者のアーロン・テイラー=ジョンソンとクリストファー・ミンツ=プラッセがそれぞれキック・アスとレッド・ミストの役柄を続投し、当時のスタッフ全員が全て揃う必要があると明言。もしそうなれば、とても興味深く「とても楽しいものになる」と続けた。
そんなクロエは以前、2008年のアンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画『ウォンテッド』を思い出させる脚本だったという理由で、ヒット・ガール役をどうしてもやりたかったと明かしていた。
「実際兄と母に向かって『こんな役をやってみたい』って言ったの。そうしたら『11歳の子供にはありえないよ。アンジェリーナ・ジョリーのような役を演じるなんて選択肢はないよ』と言われたわ。『キック・アス』のオーディションを受けたのは、その1週間後の事だった」
11歳だったクロエは、過激なアクションと放送禁止用語を多用するヒット・ガール役で一躍人気となった。