「ブラック・ゴッドファーザー」の異名を持つ音楽プロデューサー、クラレンス・アヴァントの妻ジャクリーン・アヴァントさんが自宅に押し入った強盗により殺害された。81歳だった。慈善家として知られたジャクリーンさんは、カリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅で銃で撃たれ死亡したという。
ビバリーヒルズ警察の声明によると、犯人は現場から逃走したそうで、ジャクリーンさんは地元の病院へ救急搬送されたものの、死亡が確認されたという。
またクラレンスのドキュメンタリー映画を配信するネットフリックスもCNNに声明を発表するかたちでジャクリーンさんの他界を明らかにしている。
ジャクリーンさんの訃報を受けて、ロサンゼルスを拠点とした著名人たちが追悼の言葉を発表しており、バスケットボール界の伝説的存在アーヴィン“マジック”ジョンソンは「妻クッキーと私は私達の最も親しい友人の一人であるジャクリーン・アヴァントが亡くなったことに非常にショックを受けています。彼女は自宅への侵入者により意味もなく殺害されました。これは私達の人生で最も悲しい日です」とツイッターに綴っている。
アヴァント夫妻は1967年に結婚、クラレンスは今年ロックの殿堂入りを果たしていた。