ミュージシャンのスモーキー・ロビンソン(81)が、新型コロナから自らを守る努力をするよう呼び掛けている。モータウンの大御所は昨年、コロナに感染し、11日間の入院を必要とする中で、生死の境をさまよったことから、その恐ろしさを伝えるべきだと感じているそうだ。
「エンターテイメント・トゥナイト」で、ロビンソンは「もし誰かの助けになるなら、喜んで僕の経験を話すよ。僕がどこでどうやって感染したか聞いてくる人はいるけど、それは分からない。気づいたらかかってたんだ。ひどいもんだった。『生きて病院からは出れないかもな』なんて考えはなかった。なんとかやってくことだけを考えてたよ」と話した。
神のおかげで生き延びられたと感じているというが、予防措置を取ることは必須だとして「自分や愛する人たちを守るように。これは本当に危険なもので、大変な経験をすることになる。軽く済む人もいるけど、重症になった自分のような人もいる。そうなると、治るのは本当に大変なことだ。神のご加護がなければ、僕が今ここにいなかったことは間違いない」と続けた。
一方、回復後まもなく仕事に復帰したロビンソンは、まだまだ引退するつもりはないそうだ。