ブリトニー・スピアーズの成年後見人制度が解除された。12日、13年間に及んだ同制度の終了を裁判所が認め、本人は「人生最高の日」と綴っている。
ロサンゼルスの裁判所前でピンクの紙吹雪を投げ祝福するファンらを捉えた動画を投稿したブリトニーはこう綴っている。「ファンの皆の事が本当に大好き。凄い!今日はずっと泣き続けると思う!人生最高の日、神を敬いたまえ、皆もそう思う?#FreeBritney」
一方、ブリトニーの弁護士マシュー・ローゼンガルト氏は審問終了後、裁判所の外にいたファンに向かってこう話している。「ブリトニーの次の予定は?この質問に10年ぶりに、『1人の人間、ブリトニー次第です』とようやく言う事ができます」
父ジェイミー・スピアーズが9月29日に成年後見人から正式に解任されてから初めての審問だった今回、ブレンダ・ペリー判事は「ブリトニー・ジーン・スピアーズ個人、及び財産の後見人制度はもはや必要がない」として、同制度の完全停止を宣言、ちなみに現在ブリトニーの成年後見人を務めるジョン・ザベルはしばらく同件に関する財政問題を整理するという。
2019年に共同管理者となるまでジェイミーのみに10年間に渡り、個人的及び財政的な管理をされていたブリトニー、今年6月にリモート出廷した際はこう訴えていた。
「この成年後見人制度は真に虐待だと私は思います。自分の人生をめいっぱい生きていると感じないのです。セラピストには私の家に来て欲しいです。ウエストレイクまで出向きたくありません。彼らは、私が最も目に晒される場所に私を行かせるのです。あなたたちからの助けが必要です。私の父、事務所含めこの成年後見人制度に関わる人々は刑務所に入るべきです」
「私は幸せではありません。眠れず怒りに満ちています。この状況は狂っています。そして私は、落ち込んでいます。心に傷があります。私はただ自分の人生を取り戻したいのです。審査なしにこの成年後見人制度を終わらせたいのです。この制度は私にとって百害あって一利なしです。私には人生をおくる価値がありますし、人生を通し働きづめでした。2、3年の休みを取っていいと思います」