愛猫家えなこ、久々の猫耳は「恥ずかしい」 自身を猫に例えると「手足が短いマンチカン」

福島 大輔 福島 大輔
えなこ
えなこ

 〝日本一のコスプレイヤー〟の異名を取るタレント・えなこが、10月5日にスタートしたテレビ大阪のバラエティー番組「えなこ×さらば森田の猫しか勝たん」のレギュラーMCを担当。猫耳姿での進行が話題となっている。このほどよろず~ニュースの単独インタビューに応じ、愛猫家としての熱い思いや、ブレーク中の芸能活動などについて語った。

 「コスプレイヤー」という肩書きだが、「今回はコスプレはしてないんですよ。猫耳はつけてるんですけど、衣装は私服みたいななものをスタイリストさんに選んでいただいて」と説明。「猫耳をつけるのは久しぶりなんですが、ちょっとしたコスプレ感が、逆に恥ずかしいですね」とはにかんだ。

 自身もかなりの愛猫家で、「小学校2、3年生ぐらいから猫を飼ってます。野良猫を拾ってきて、そのままお家で飼ってました」という。1人暮らしの現在も、アメリカンショートヘアーの牝を1匹飼っている。猫の魅力については「なかなか言うこと聞かないじゃないですか、気分屋だし」と笑いつつ、「一緒にいるだけですごく癒やされますし、気分屋ではあるんですけど、例えばちょっと自分が泣いてるときに近くに来てくれたりしますよね。なぐさめにきたわけじゃないと思うんですけけど、やさしいな~って感じます」と話した。

 「猫と一緒に居すぎて、猫がいない生活は考えられないです」というえなこ、自身を猫に例えると「マンチカン」だという。その理由は「手足が短いところ(笑)。あと、ちょっとのそのそ歩くことが多いんですけど、自分も結構のんびり歩くから似てるのかなと思って」と冗談めかして話した。さらに好きな種類に話が及ぶと、「マンチカンとか、スコティッシュ(フォールド)は、穏やかで頭がいいので好きですし、ロシアンブルーも好奇心がめちゃめちゃ旺盛なんですよ。アメリカンカールも耳がくるんとしてて、あとやっぱりアメショ(アメリカンショートヘア)は外せないですね」とテンションが高まった。

 番組については「動物に特化した番組はたくさんあると思うんですけど、猫のかわいさもありつつ、バラエティーの面白さにも比重をおいてるので、癒やされつつ元気になりたいなという方に、何も考えずに見てリラックスしてほしいです」とPR。今回の番組も含め、コスプレなしでの仕事が増えてきたことには「コスプレは、自分自身にとって自信を与えてくれたり、違う自分に変えてくれる一種の武器だと思うんで、その武器のない、素の部分でのお仕事は不安がある」と正直な心境も明かしつつ、「グラビアにたくさん出て、コスプレしてない状態もどんどん出した時に、『コスプレしてないのがかわいい』『コスプレは興味なかったけど、えなこちゃんかわいい』って言って下さる方が多くて、違う自分を好きになってくれる人、新たなファン層が増えたなと思います」と笑みを浮かべた。

 今年に入って一気にブレークし、仕事の幅が広がる毎日。「ありがたいことに、本当にたくさんお仕事が増えて…。夏前も2、3カ月ぐらい、月に2、3回ぐらいしかお休みがなくて、ずっと仕事してるなという感覚がありましたね」という。その流れを「大きなきっかけがあったわけではなく、事務所に入って4、5年たつんですけど、芸能のお仕事を始めて、今まで小さく積み上げてきたことがちゃんと実ってきたのかな、頑張ってきたことがちゃんと成果になってるのかなという感じ」としみじみ。〝下積み〟の大切さを、改めて痛感していた。

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