立憲民主党の枝野幸男代表が2日、衆院選における議席減の責任を取る形で、代表を辞任した。
衆院選では立憲民主党との選挙協力を行ったれいわ新撰組の山本太郎代表は同日、同党を通じ「枝野代表には、心からお疲れ様でしたと言いたい。新代表と次期参院選に向けて、インボイス廃止、消費税ゼロで共闘できるよう、話し合っていきたい」とコメントを発表した。
山本氏は10月31日に投開票が行われた衆院選で、比例代表で当選。同日夜のフジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー」に生出演し、インボイス廃止や消費税ゼロの主張を、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏に「詐欺指的な主張」と指摘され、「間違った誘導はやめていただきたい」などと気色ばむ場面もあった。
また、衆院選では当初、東京8区での出馬を表明。同区は立憲民主党が野党共闘による統一候補として同区支部長・吉田晴美氏を擁立しており、混乱が生じた後に山本氏が出馬を撤回する騒動もあった。