明治天皇の玄孫(やしゃご)で作家の竹田恒泰氏が31日夜、衆院総選挙の開票速報を受けて自身のツイッターを更新。大阪10区で立候補した立憲民主党の前職・辻元清美副代表の敗北が確実になったことについて、自民党の山崎拓元副総裁が辻元氏を応援したことを敗因に挙げた。
野党の「顔」であり、抜群の知名度を誇る辻元氏が、維新の新人で前大阪府議の池下卓氏に敗れることが確実になった。辻元氏の小選挙区での敗北は2012年の衆院選以来となり、大阪での維新人気に足元をすくわれる格好となった。竹田氏は「山﨑拓さんが応援に入ったのが良くなかったのでは??」と、維新の勢い以外での敗因を指摘した。
山崎氏は10月27日、大阪府高槻市で辻元氏の応援演説に立ち、自社さ政権下で安全保障を巡って辻元氏と議論を交わしたことなどを踏まえて、「小選挙区は絶対に辻元。必ず当選させてほしい」と呼び掛けた。自民党大阪府連は28日、この応援を問題視し、自民党本部に山崎氏を除名処分とするように上申している。