Apple Watch関連商品を販売するECショップ「りんご堂 時計店」が「高菜」「しば漬け」「しょうゆマヨ」と名付けたApple Watch用バンドを新発売。その個性的な商品名がSNS上で「よくわからん」「発想がすごい」などと話題になっている。同店を運営するミッド・インターナショナル株式会社の森田孝夫社長は「『しょうゆマヨ』にしか見えなかった」と命名秘話を明かした。
「ごはんのおとも」シリーズとして販売中の新商品は、カーキ色のベースにこげ茶や黒の模様が混ざった「高菜」、濃淡の赤紫色が混ざった「しば漬け」、ベージュ系マーブル模様の「しょうゆマヨ」の３種。森田社長は、商品のサンプルを見ている際に「たまたま食べ物に見えた」と話す。
「本来は『アメシスト』とかをイメージしてサンプルを作っていると思うんですけど、僕はあのマーブル模様がどうにも『しょうゆマヨ』にしか見えなかったんです」（森田社長）。「しょうゆマヨ」が大好きな社長の「強い意向」で第一にベージュ模様の商品の販売が決定し、続いて他の種類が選定されたと同社のプロモーション事業部・藤野哲志部長は笑った。
「しょうゆマヨ」については、Twitterで「ごはんのおともになるのか？」などと疑問視する投稿もあった。森田社長は「邪道なんでしょうけどおいしいんですよ」と説明。デザインに関して「あのマーブル柄がたまらない。ご飯に、マヨネーズをのせてしょうゆをまわしかけて、クククとやった（箸でかき混ぜた）瞬間と柄が全く一緒なんですよ」と熱弁した。
3種をまとめ買いする客がいたり、25日の発売時間ちょうどに注文を受けたりと売れ行きは好調。森田社長は「『アメシスト』と売り出していたらもっと売れていたかもしれないですけど（笑）」と笑いを誘い「でもこうやって、いろいろな方にリーチしたので」と反響を喜んでいた。
