ABBAがカムバックアルバム『ヴォヤージ』からの第3弾シングルとなる『ジャスト・ア・ノーション』をリリースした。およそ40年ぶりとなる新作から『アイ・スティル・ハブ・フェイス・イン・ユー』『ドント・シャット・ミー・ダウン』に続いて解禁となったこの新曲は、1979年の『ヴーレ・ヴー』制作中にレコーディングされたものだという。
ビョルン・ウルヴァースは、このアップビートな曲がなぜ『ヴーレ・ヴー』に収録されなかったのはいまだに謎だと話す。「ウィキペディアによると、この曲は1978年9月に収録されたらしく、たぶんそれであっていると思う。アルバム『ABBA』と『ヴーレ・ヴー』の間ってことになるから、後者の方に収録される見込みだったんだけど、やめたんだろうね。なんでやめたんだろう?全く分からない。素晴らしいボーカルの良い曲だ」
1978年にメンバーがストックホルムでレコーディングしたボーカルに、新たにドラムとギターを追加した仕上がりになっている。「ある意味、これが2022年のABBAヴォヤージでやろうとしていることを表している。そこではバンドがライブで演奏する中、過去に収録されたボーカルがのることになるから」「『ジャスト・ア・ノーション』はすごくハッピーな歌だから、この暗い時代に元気を与えられることを願ってる」とビョルンは続けた。