ミュージシャンのキース・リチャーズ(77)が発砲して穴を開けたとされるギターが、オークションに出品された。米ニュージャージー州のゴッタ・ハブ・ロック・アンド・ロールに登場したギターは、キースが1995年にザ・ローリング・ストーンズのツアー中「シャイン・ア・ライト」の演奏に使用していたことで知られている。
メンバーのロニー・ウッドと口論になった際、キースが発砲したとロニーの元妻ジョー・ウッドが著書内で綴っているギブソンのアコースティックギター、1953年製サザン・ジャンボ・サンバーストで、推定落札価格は25万ドル(約2700万円)となっている。
オークションの概要欄には、ドキュメンタリー作「トータリー・ストリップド」にも登場したキース愛用のそのギターをホテル内でロニーが弾いているのを目にしたキースが激怒し、「2つの枕に挟んで、銃を取り出し、発砲した」と書かれており、ギターにはその時の穴が残っているだけでなく、銃の音を消すために使用したその枕に使用されていた発泡体も残されているそうだ。