松本まりか「とってもトロピカってます!」 夢のプリキュア映画初出演

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
イベントに参加した松本まりか=東京・ユナイテッド・シネマ豊洲(撮影・出月俊成)
イベントに参加した松本まりか=東京・ユナイテッド・シネマ豊洲(撮影・出月俊成)

 テレ朝系で放送中の人気アニメ劇場版「映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」(10月23日公開)の完成披露舞台挨拶が16日、都内のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。ファイルーズあい(キュアサマー/夏海まなつ役)、日高里菜(キュアラメール/ローラ役)、花守ゆみり(キュアコーラル/涼村さんご役)、石川由依(キュアパパイア/一之瀬みのり)、瀬戸麻沙美(キュアフラミンゴ/滝沢あすか役)のメインキャストに加えて、物語のカギを握る雪の王国シャンティアのプリンセス・シャロンを演じた女優・松本まりかが登壇した。

 松本はプロキュアの世界に感激した。「プリキュアの世界にお邪魔させていただいている身ですが、プリキュアを前にしてワクワクドキドキしています」とあいさつすると、ファイルーズから「こういうときに、トロピカるっていうんですよ!」と伝授された。さっそく「今日は、とってもトロピカってます!」と満面の笑みで言い直し、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

 プリキュア映画初出演の松本は、オファーを受けた際の心境を「最初は驚きましたが、すごく嬉しかったです。私がプリキュアの声優さんをやっていんですか!?という気持ちもありましたが、子どもたちのあこがれの的で、ワクワクの眼差しの先にあるプリキュアの世界に入れるなんて、こんなにありがたいオファーはないので」と振り返った。

 普段は暖かい気候の街に住む「トロプリ」が、雪の王国に招待される物語。ファイルーズは「常夏の街が舞台なので、ヤシの木、海、サンサンな太陽が日常なんですけど、白銀の世界での普段とのギャップが可愛いんです!この映画でしか見られない一面なので、とても楽しめました!」、日高は「元気で明るくてポジティブな部分がありつつも、切なさ、寂しさがある…でも心が温まるようなシーンもあって、見終わった後に大切な人に会いたくなるような作品です」、花守は「劇中で楽曲を歌うんですけど、この歌がとても素敵で…!あと、真夏のように輝くトロプリが、雪の世界にいるギャップが楽しい作品です。トロプリの子たちしか描けない物語なんだと思っていますし、みなさんには、雪が解けるように心から感動していただけるんじゃないかなと、感じます」、石川は「ハトプリとのコラボは映画ならではです。違和感がなくすぐ友達になれるような、みんなの関わり方が素敵だと思いました。寒い国にいって心熱くするのはトロプリのみんなの力ですね」、瀬戸は「改めて良い子たちしかいないというか…いろんな状況に立たされた時、まなつの優しい言葉選びが、大人の自分たちもハッと気づかされることもあって、まわりの人にやさしく接したくなる映画になっていると思います」と、それぞれ本作のグッとくる瞬間や魅力を熱弁した。

 松本演じるプリンセス・シャロンから、日高が演じる同じ女王になることを目指すローラに特別な指輪をプレゼントするという、この2人の絆が注目ポイントの一つ。お互いの印象について、日高は「ローラは、普段はトロプリのみんなを巻き込む側ですけど、シャロンさんはすごく綺麗でお姉さん的ポジションで、責任感のある女性だと感じました」とシャロンの魅力を語り、松本は「シャロンは謎めいたお姫さまなんですけど、ローラとは女王候補という共通点があって、全然違う国の二人だけど、心を通わせていくというところにグッときました。一緒に収録ができなかったんですけど、日高さんのローラの声でさらに演技に心を込められました」と、アフレコ時の思い出を語った。

  トーク後半では、本作の見どころとして、瀬戸「ぜんぶ!という気持ちなんですけど、ホワンというキャラクターが、とても可愛らしいので是非注目してみてください」と、映画オリジナルキャラクターの<雪の妖精・ホワン>の可愛さをアピール。石川は「みんなの髪型や服装がいつもとは違う雰囲気なので、最後まで注目していただきたいなと思います」と映画ならではの見どころを述べた。花守は「お花にも注目していただけると、より楽しんでいただけると思います」、日高は「トロプリのみんなもハトプリのみんなも仲間を大事しているんですけど、本人がいないところで発する仲間想いな言葉選びが絶妙で、胸がグッとなるので、是非注目してみてください」、ファイルーズは「いつもは、まなつが先頭に立ってまわりを盛り上げるんですけど、今回はローラが自分の目的にまっすぐで…それをトロピカる部のみんなで応援する…そばで寄り添ってそっと背中を押してあげるまなつの大人な一面もみていただければなと思います」、松本は「ローラとシャロンの交流シーンに感動しました。何か思われるんじゃないかという不安を抱えつつも、友達のためを想って話をする勇気をもつということが、大人の私も学ばさせていただきました」と、自身が演じるシャロンならではの見どころをアピールした。

 ファイルーズが「映画を観た後に、トロピカってたな~!と思ってくれたらうれしいです」とメッセージを送り、松本は「こうして映画館で、満席の映画館で映画を観るというのが久しぶりだと思います。もうすぐ公開されると思いますが、トロピカった気持ちになって、みんなが元気に楽しくなってくれたらいいなと思います」と呼び掛けた。豪華なキャノン砲、それぞれのキャラクターカラーの巨大クラッカーが発射され、イベントは超トロピカるなフィナーレを飾った。

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