俳優のティモシー・シャラメ(25)が自身の成功の秘訣について、ハードドラッグとスーパーヒーロー映画を避けてきたことを挙げた。有名であることやキャリアを導くことを「理解しようとしている」ティモシー、駆け出しの頃にあるヒーローから貴重なアドバイスを受けたそうだ。
「(自身の名声について)僕は理解しようとしている。最悪の日は理解することに緊張感を感じるけど、ベストな日には、自分が時間通りに成長しているように感じるよ」「僕のヒーローの一人(それが誰とは言えないんだけど)と初めて会った夜、彼は僕に腕を回してアドバイスをしてくれた。『ハードドラッグとスーパーヒーロー映画はやっちゃいけない』ってね」「控えめでつまらない事は言いたくない。運が良かったのと、早い段階で自分をカテゴライズしないように良いアドバイスをもらえた事が重なったんだ」
そして自分が世間からどう見られているかを気にしないようにしていると言うティモシーは、「クリエイティブな活動を続けるためには、自分が消費されることに無頓着であることが必要だ」とタイム誌に話す一方、自分のプラットフォームをメンタルヘルス問題や気候変動への意識を高める為に使いたいと思っているそうだ。
大学を中退したことを「馬鹿げていた」と今は思っているティモシー。大ブレイクするまでの苦労を振り返り、「プラットフォーム無しで与えられるものが自分にはたくさんあると感じて、魂が押しつぶされそうな不安に襲われた」と語っている。
しかし、自分のやりたい仕事を見つけるために、長期間のテレビシリーズのような負担の大きい仕事は引き受けないと決めていたそうで、「多くの機会に恵まれた訳ではないけれど、僕は根気強い精神を持っている。すべてがすぐに手に入り満足出来る時代には難しいことだよ」と続けた。