フジテレビは14日、11月21日にアニメ「ワンピース」(毎週日曜、午前9時30分)第1000話を放送することを記念して、特別に制作された1000話記念ビジュアルを発表した。同局のアニバーサル企画の第1弾で、今後も継続して記念本放送に向けて盛り上げていく。
記念ビジュアルには、ルフィをはじめとする麦わらの一味10人が描かれており、彼らと相対する形でカイドウをはじめとした百獣海賊団の面々が描かれている。24日放送回より、番組のエンド部分で1000話に向けて毎週カウントダウン方式で数人ずつが放送される予定だ。
尾田栄一郎氏によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載中の原作漫画は、節目の単行本100巻発売を迎えたばかりだが、アニメでも時を同じくして大きな節目をむかえることとなる。アニメ「ワンピース」は1999年10月20日に放送を開始。連載継続中のコミックスが原作となっているアニメが、これほどまでの長きに渡って継続して放送されるのは異例のこと。フジテレビ編成部の江花松樹氏は「今まで関わってきたアニメスタッフの“受け継がれる意思”、そして支えてくださった視聴者の皆さまの熱い思いでここまでくることができました。時代は変われど、『ONE PIECE』の良さは変わらない。節目を迎えたアニメ『ワンピース』は今後ますます盛り上がっていきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします!」とコメントを寄せた。
東映アニメーションの柴田宏明氏は「1000話を迎えてお話の方もますます盛り上がっており、記念ビジュアルの絵柄に象徴されるように麦わらの一味とカイドウ率いる百獣海賊団のバトルが佳境を迎えます!そのほかにも1000話の放送ではみなさんに喜んでいただける施策を用意しておりますので、11月21日の放送をぜひご覧ください!」と呼び掛けた。