ポール、30年経っても癒えない傷 ジョンの悲劇的な死「考えられないでいる」

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 ジョン・レノンとオノ・ヨーコ
 ジョン・レノンとオノ・ヨーコ

 ジョン・レノンの生誕81周年にオノ・ヨーコとポール・マッカートニーが言葉を寄せている。ジョンとヨーコの息子ショーン・レノンの46歳の誕生日でもある9日、ヨーコはジョンがショーンを抱きケーキのロウソクを消す写真を投稿、「誕生日おめでとうジョン!誕生日おめでとうショーン!あなたたちを愛している!ヨーコ」と、またポールは2人でギターとベースをヴァイオリンのように抱える写真と共に、「誕生日おめでとう。ジョンを思いつつ。ポール」と綴った。

 一方、ジョンの公式アカウントには新聞の置かれたベッドにヨーコと赤ちゃんのショーンと座る写真が投稿、2人の誕生日を祝う言葉が添えられている。

 1980年12月、ニューヨークのアパート、ダコタ・ハウスの外でマーク・チャップマンによって射殺されたジョン、その悲劇的な死に関してポールは未だに話をするのが困難だと以前明かしていた。「それについては、考えられないでいる。内側で破裂してしまうんだ。怒りと悲しみ以外何を考えられると思う?」「他のどんな死別とも同じで、ただ一つの逃げ道は、ジョンと一緒だったのがどんなに良かったかを思い出す事だよ」「だって、この無分別な行為を乗り越えることなんてできないからね。考えられないんだ。一種の否定だと思う。でも否定こそ僕がこれと向き合える唯一の方法なんだ」

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