人気バンドの天才ベーシスト 多発性硬化症による合併症で死去、72歳 直前までツアーに参加

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 アラン・ランカスター
 アラン・ランカスター

 元ステイタス・クォーのベーシスト、アラン・ランカスターが死去した。死因は多発性硬化症による合併症。72歳だった。

 アランの家族に代わり、親友だったクレイグ・ベネットがこう発表した。「イギリス生まれの音楽界の権威、ギターの神様、アイコニックなバンド、ステイタス・クォーの創設メンバー、アラン・ランカスターの死去を悲しみと共にお伝えします。多発性硬化症や可動性の問題があったにも関わらず、アランは再結成ツアーに参加し大成功を収めました。大勢の熱狂的ファンの前で果敢に演奏し、バンドと忠実なクォー・アーミーとの再会を喜んでいました」

 そして2回目の声明でクレイグは、この報告が最愛のアランの家族からの希望であること、シドニーの自宅で家族に囲まれながら朝旅立ったことを追加している。

 同バンドは1967年にステイタス・クォーに改名し、『ダウン・ダウン』『ホワットエヴァー・ユー・ウォント』など多くのヒット曲を生み出した。1973年に同バンドがスレイドとリンディスファーンと共に行ったオーストラリアツアーでアランと出会い、1978年に結婚した妻デイルはこう言葉を寄せている。「私たち誰もが悲しみに暮れています。アランには素晴らしく知的で、乾いたユーモアがありました。献身的で愛情に満ちた夫、父、祖父でした。常に家族を大事にしていました」

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