大相撲の第69代横綱白鵬(36)=宮城野=が引退の意向を固めたことが27日、分かった。同じモンゴル出身の横綱として活躍した、元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は同日、自身のツイッターを更新。白鵬をねぎらった。
元朝青龍は「横綱白鵬関の引退結論今聞きました。貴方素晴らしい横綱でした。残りの言葉二人で話そう 一言お疲れ!」とツイート。後輩にして、自身を大きく上回る史上最多45回の優勝、史上1位、通算1187勝など数々の大記録を打ち立てた大横綱に敬意を表した。
朝青龍と白鵬は2007年名古屋場所から10年初場所までともに横綱に君臨。08年夏場所千秋楽では、朝青龍に敗れた白鵬が右肩をぶつけ、土俵上で両者が睨み合うという騒動が起こるなど、強烈なライバル関係でもあった。