金井たつお氏との『ホールインワン』がヒット、漫画原作者の鏡丈二さん死去

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)
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 1977年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が開始された人気漫画『ホールインワン』の原作者、鏡丈二(かがみ・じょうじ)さんが14日に胃がんのため、岩手県内の病院で死去していたことが18日、分かった。81歳だった。家族がツイッターで報告した。長女で漫画家・イラストレーターの七重正基さんが「父本人に代わり、作品を愛して下さった皆様、執筆下さった漫画家先生の方々、お世話になった編集者方々に御礼申し上げます」などとつづった。七重さんによると、3年前に手術を受けるなど、闘病が続いていたという。

 『ホールインワン』をはじめ、『ロンリーロード』『おれのラウンド』『オペレーション』などでタッグを組み、作画を担当した漫画家の金井たつお氏は、夫人のツイッターで同氏から『ホールインワン』の続編原作を託されたことを明かし「準備をしながら、発表先を探しています。いつか発表できればと思っています」とスケッチ画を公開した。2019年秋に岩手で会食するなど、近年も交流は続いていたという。

鏡さんは高山よしのりの名で漫画作品、高山芳恒として小説を発表していた。

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