映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作の撮影が、今度はノロウイルス感染により再び難局を迎えている。ハリソン・フォードがタイトルロールを続投する同人気シリーズ第5弾の撮影現場であるロンドン近郊のパインウッド・スタジオでは、嘔吐や微熱などを起こす同ウイルスに50人以上が感染したという。
同新作の撮影は、ハリソンがスタントシーンのリハーサル中に肩を負傷したことで3カ月休止した後、先日再開が報じられていたばかりだった。また今回のノロウイルス感染はコロナウイルス感染と並び、同地で撮影が行われている「アントマン」シリーズ最新作にも影響を及ぼしているという。
ある関係者はザ・サン紙に「クルーは次々病気になっています。またコロナですでに多くが出てこれない状態ですから、二重苦ですね。映画2本に影響が出ています。50人以上が感染しています。しかし幸運なことに大スターたちはそれに含まれていません」と話した。
一方で「インディ・ジョーンズ」最新作でハリソンと共演しているフィービー・ウォーラー=ブリッジが、今回を最後にインディ役を降板するハリソンに代わり、次作ではタイトルロールを引き継ぐことを製作陣が熱望していると報じられていた。